バンダナ製作のプロセス | |||
![]() |
1.生地の選択 バンダナの生地はおもに綿コンパスが使われますが、そのほかにシーチング、ブロード キャンブリック、ツイルといった綿生地を使用することもあります。 2.バンダナのサイズ 52cm×52cm,これは使用する生地の巾に由来します。反物の生地巾を二等分したものが このサイズになります。(縫製上がり) 3.製版について デザインを色毎に分解して1色毎に製版します。左図のもので6版(6色)になります。 |
||
◇ | ◇ | ◇ | |
![]() |
4.印刷の前の処理 予め型を熱板と呼ばれる印刷台の下のレールに移動の距離を計算して見当を合せていきま す。 5.プリントについて バンダナは主に反応染料で印刷します。これは1色毎に型を製版しスキージ(ゴムベラ)とい うモノで1色毎に印刷していきます。 印刷台の上に地張りといって生地目に沿って貼ってから1色毎に印刷していきます。複数色 の場合は1色目を印刷した後、熱板と上部ブローによって乾かしてから2色目を印刷します。 その他の印刷方法に顔料や水性ラバーを使用する場合もあります。(ワンポイントなど) |
||
![]() |
6.プリント後の処理Part1(乾燥) 印刷後、熱板から生地を剥し上部に吊り上げ乾燥させます。 7.プリント後の処理Part2(水洗) 乾燥後、まとめて水洗に廻します。ソーピングと言って余分な染料を洗い流す処理を施しま す。 8.プリント後の処理Part3(整理) 水洗後、圧力をかけ蒸気で蒸します。これは堅牢度(色を定着させ色落ちを防ぐ)をつける為 です。 9.プリント後の処理Part4(巾出し) 蒸して収縮した生地を引っ張り元のサイズに戻す工程です。同時にしわを伸ばします。 |
||
![]() |
10.裁断・縫製 整理上がりの生地を54〜55cm角に裁断し三巻縫製します。 11.検品・整理 縫製後、不良・印刷ミス・ほつれ等の検品をしアイロンで四つだたみします。 |